時代の反映として毎年いろいろな言葉が生まれます。
ガジェット通信を運営する株式会社東京産業新聞社が、2016年上半期のネット流行語大賞を発表しました。
ネット流行語大賞とは?
ネット流行語大賞は、審査員制をとっておらず、一般からの投票で決まります。
世論がそのまま反映されるので、他の流行語大賞では遠慮される言葉も容赦なくランクインするのが特徴です。大人の事情一切無視の流行語大賞となっています。
審査方法
上半期に流行った言葉や表現を募集し、集まったワードで一般投票が実施されました。
1人3つのワードの投票でき、順位が決まります。
ネット流行語大賞2016上半期
金賞
センテンススプリング(ベッキー)
圧倒的得票数で金賞に輝いたのは「センテンススプリング」です。
今年の1月から週刊文春にスクープされた、ベッキーとゲスの極み乙女の川谷絵音の不倫騒動。
その最中、LINEのやり取りが流出し、ベッキーがLINEで送った「文春」を直訳した「センテンススプリング」が話題になりました。
銀賞と2倍以上の差をつけ、見事金賞に輝きました。
銀賞
違法ではないが一部不適切(舛添要一元都知事)
今年6月に政治資金流用疑惑で辞任した舛添要一 元東京都知事の会見で「違法ではないが一部不適切」の発言が、ネットでも話題になりました。
舛添氏の会見では他にも「第三者の厳しい目」や「精査」などもノミネートされています。
銅賞
保育園落ちた日本死ね(匿名女性のブログタイトル)
今年2月に公開されたブログ「保育園落ちた日本死ね」が銅賞です。
安倍政権が掲げた一億総活躍社会の目標とは違い、保育園の入園審査に落ちた匿名女性のブログタイトルが話題になりました。
長く続いている待機児童の問題が浮き彫りになり、ネットでも多くの共感が得られ注目を集めました。
3月には国会前で抗議集会が行われ、国会でも議題になるほどの話題になりました。
入賞ワード
- 第三者の厳しい目(舛添要一)
- 舛添不要一
- 精査(舛添要一)
- つるセコ・つるセコクーポン知事(舛添要一)
- 牢屋に入ってもらいます(舛添要一)
- ゲス&ベッキー
- ゲス不倫
- 卒論(ベッキー)
- ベツキー(中居正広)
- で押し通す予定(笑)(ベッキー)
- パナマ文書
- 文春砲
- アモーレ(長友佑都)
- ホラッチョ/ホラッチョ川上(ショーン・マクアードル川上)
- 水素水
- パヨク/さよならパヨク(千葉麗子)
- クマモンがんばれ
- 黙れ小童!(真田丸)
- 五体不倫満足(乙武洋匡)
- 豚ヤロー死ね!(香山リカ)
- かっとばせ!キヨハラくん(清原和博)
- 始祖鳥(加藤紗里)
まとめ
2016年の干支は「申年」です。申年は騒ぐ年と言われています。芸能界・経済界・政界など上半期だけでもいろいろと騒ぎましたね。
下半期はどうなるのでしょうか?
今年はいろいろな意味で飽きない年になるでしょう。
via:ガジェット通信