熱中症を招く【食べ合わせ】

日本では、古くから「うなぎと梅干し、天ぷらとスイカ」など、食べ合わせが悪いとされているものがあります。

他にも様々な「悪い食べ合わせ」があります。

今回は、熱中症を招く食べ合わせを紹介します。

熱中症を招く 食べ合わせ

ビールとスイカ

暑い夏に、キンキンに冷えたビールは、最高ですね。

そして夏といったら、デザートにスイカっていう方も多いのではないのでしょうか。

食べ合わせが悪い理由

ビールとスイカは、どちらも利尿作用があります。

スイカは9割が水分と言われていますが、どんなに水分を摂っても、それ以上に出してしまったら悪循環です。そして暑い中で、脱水症状を起こして熱中症につながる危険性もあります。

また、脱水状態の体でアルコールを摂取することで、急性アルコール中毒を引き起こしやすくなるので、くれぐれも飲みすぎには、気を付けましょう。

蕎麦と茄子

冷たいざる蕎麦に、茄子の漬物。日本の夏らしい、美味しい組み合わせですよね。

食べ合わせが悪い理由

蕎麦と茄子は、体を冷やす効果があります。

ナスの漬物には体を冷やす作用があり、そばには胃を冷やす作用があります。この2つを食べ合わせることで、下痢をしたり手足が冷えすぎたりしまう場合があります。

下痢をすると、脱水症状を引き起こしやすくなり、熱中症にもつながります。暑い夏は、冷たいものを選びがちですが、蕎麦を食べる時は温かいものを選ぶなど、胃を冷やしすぎないように気を付けましょう。

スポーツドリンクと塩飴

熱中症にならない為に塩分を摂取しようと思い、スポーツドリンクや塩飴をこまめに摂っている方もいるかと思いますが、この組み合わせも熱中症を招く原因になる可能性があります。

食べ合わせが悪い理由

スポーツドリンクと塩飴の組み合わせでは塩分を多く取りすぎてしまうからです。

激しい運動をして、沢山汗をかいた時などには有効ですが、私たちは普段の食事で十分に塩分を摂取しているので、日常生活で汗をかく程度では、さらに塩分を補給する必要はありません。

逆に塩分を取りすぎてしまい、血圧が急に高くなることや、生活習慣病につながることもあります。今の自分の体に本当に塩分が必要なのか? 考えてから摂取するようにしましょう。

 

まとめ

これからますます暑くなってきます。

食べ合わせに気をつけて、熱中症にならないように注意しましょう。

 

(by old-staff)

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