今年の「敬老の日」は、いつかご存知ですか?
2016年9月19日ですよ。
敬老の日は、日本の祝日の1つです。
敬老の日は、何歳から対象なのでしょうか?
今回は、敬老の日は何歳から対象なのか?や由来など紹介します。
敬老の日の雑学
敬老の日は何歳から対象?
敬老の日とは、「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う日」とされています。
対象は「老人」となりますが、何歳からという決まりは、特にありません。
何歳でも間違いではないのですが、最近は元気な方が増えているので、年齢だけで「老人」と線引きされて、敬老の日の対象になることに抵抗があると思います。
祝う側としてもせっかく相手に喜んでもらいたいとお祝いをするのに、気分を害されてしまう事は避けたいですね。
一般的には
「老人」も何歳以上を指すのかという統一された基準はありませんが、公的機関の定めた定義などは、60歳か65歳のいずれかとすることが多いです。
以前は、60歳が基本でしたが、65歳以上を「老人」とするのが一般的になってきています。
国連の世界保健機構(WHO)は高齢者の定義を65歳以上と定義しています。
日本の法律の「老人福祉法」では、該当する老人は65歳以上と定めています。
また、会社の定年や年金の受給開始が65歳に引き上げられている為、65歳を老人と定義するケースが増えてきています。
敬老の日の由来
敬老の日の由来は正確には分かっていませんが、いくつかの諸説があります。
諸説1 「聖徳太子の説」
聖徳太子が現在の大阪市に悲田院という身よりのない老人や病人、貧しい人たち救うための施設を開いた日にちなんで制定されたという説。
諸説2 「元正天皇の説」
元正天皇が717年に年号を「養老」とし、養老の滝に御幸した日、または高齢者に贈り物をした日であるという説。
敬老の日は、始めは「としよりの日」だった
現在の敬老の日は、1947年兵庫県多可郡野間谷村の村長が考えた「としよりの日」が始まりとされています。
当時、村では「老人を大切にし、年寄りの知恵を借りて村作りをしよう」という主旨のもと、1947年から農閑期に当り気候も良い9月中旬の15日を「としよりの日」と定め、敬老会を開くようになりました。
1950年からは兵庫県全体で行われるようになり、1954年には国民の祝日として制定され、全国で祝うようになりました。
しかし、「としより」という呼び方に抗議が多くあり、「老人の日」にいったん改名されました。
1966年に、国民の祝日法が改正され、「建国記念の日」「体育の日」と同時に国民の祝日と制定された際に、現在の「敬老の日」と名称が改められました。
その後、2001年にハッピーマンデー制度が施行され、定着していた「9月15日」から、「9月の第3月曜日」と固定されました。
まとめ
今年の「敬老の日」は、2016年9月19日ですよ。
65歳以上の人が「敬老の日」の対象としていいでしょう。
また、お孫さんが生まれたのをきっかけに「敬老の日」の対象にするのも、いいタイミングかもしれませんね。
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