これからの季節、車で遠出する機会が増えますが、気をつけないといけないのが『交通事故』です。
信号機やガードレールなど、道路上に設置されている物を破壊すると、どれぐらいの修理費が掛かるか知っていますか？
意外と高いですよ。
今回は、信号機やガードレールなどの修理費を紹介します。
信号機・ガードレールなどの修理代
ガードレール
ガードレールの修理費用はどれだけの長さが破壊されたかにより、大きく修理費用が変わってきます。
本体の価格は1メートルで約1万円が基本の値段です。
ガードレール基礎部分など破壊した時は、設置費用など合わせて、約30万円前後になります。
さらに、ガードレールにも特殊な塗料を使用している物などを破壊した場合は、修理費用が高くなります。
標識・カーブミラー
標識・カーブミラーの本体価格は約2～4万円です。
標識・カーブミラーを根元から折ってしまったら、約15～25万円前後の修理費になります。
電信棒
根元から折れてしまって、新しいものに取り替えなければならない場合は、総額で1本約60万円です。
ちょっと傾いた程度の場合の修理費は、約10万円前後です。
信号機
信号機の本体自体の価格は約10～15万円ほどですが、信号機の支柱や制御盤など壊した場合、合計で約250万円程度になります。
ただし、この金額には設置費用が入っていません。
信号機の設置費用は約120万円なので、総額約370万円の修理費用になります。
そして、信号機にも歩行者用の信号機や矢印の付いた信号機などの場合は、約1000万円を越える事もあります。
踏切
踏切のバーだけが壊れた場合は数万円ですが、信号受信装置などが壊れると、修理費約1000万円を超えてしまいます。
意外と修理費が高いのが「木」
道路脇の公的な街路樹は、樹齢が経ていれば修理費はかなり高額になります。
木の種類にもよりますが、完全に折れた場合「樹齢×約2～4万円」が相場です。
樹齢40年の街路樹を折った場合、約160万円掛かる場合もあります
まとめ
信号機やガードレールなど、身近な物を交通事故で破壊してしまうと高額の修理費用を請求されてしまいます。
任意保険で修理費用などはカバーできると思いますが、物損事故の上限金額が決まっている保険プランの人は注意して下さい。上限金額以上の修理費用の場合は、自分が払う事になりますよ。
安全運転に努めましょうね。
