ポリフェノールやキナ酸、ビタミンCが豊富で、健康にいいとされているクランベリー。
そのクランベリーに、さらに新たな効能が発見されました。
どんな効能なのでしょうか?
今回は、新たに発見された効能・その他の効能など紹介します。
クランベリーとは
北アメリカやヨーロッパ、日本などの寒冷地に自生している植物です。
クランベリーの果実は、直径1cmほどの大きさに育ち、しっかり熟すと、さくらんぼのように赤くなります。その美味しそうな見ためとは少し違い、その味は酸味や渋みが大変強く、生のままではとても食べられないそうです。
クランベリーに新たな効能
腸内細菌を保護
医学専門誌「Advances in Nutrition」の最新号で、クランベリーに含まれる栄養素のひとつ、ポリフェノールに新たな効能が発見されたと、発表されました。
ポリフェノールには抗酸化作用がありますが、クランベリーに含まれるさまざまな化学物質と複合的に結びついて、抗酸化作用以外にもいろいろな効力を発揮するとのこと。
そのひとつが、腸内細菌の保護です。最近、注目が集まっている腸内細菌は、人体の免疫システムや新陳代謝全般に影響を与えていると言われています。
クランベリーは、その腸内細菌のバランスを整えることで、心臓の機能や代謝機能を正常に戻し、免疫力をアップが期待できます。
他にも、糖尿病や心臓病などにも働きもあると発表されました。
クランベリーその他の効能
フラボノイドの効果
ポリフェノールの一種、フラボノイドにはこのような効果が期待できます。
- 活性酸素の除去
- 抗がん作用
- 抗菌・抗ウイルス作用
- 抗アレルギー作用
アントシアニンの効果
ポリフェノールの一種、アントシアニンにはこのような効果が期待できます。
- 感染症予防効果
- 傷の治療促進効果
- 視力改善効果
どのように摂取したらいい?
どのようにクランベリーを摂取しても、効果は期待できると言われています。
ジュース・ドライクランベリー・クランベリーソースでもいいそうです。
まとめ
クランベリーにはまだまだ多くの力が隠されているそうで、研究者は、 「今回発見された効能は氷山の一角」と言っています。
クランベリーは、今後さらに健康食品として注目されそうですね