全国的に梅雨明けし、夏本番となってきましたね。
車で出かける機会が、多くなる季節でもあります。
車を駐車していると、車内が高温になります。
昼間に熱せられた車内は、夜になっても高温の時がありますね。
そんな高温になった車内の温度を、急激に下げる方法について、JAF(日本自動車連盟)がテストした情報を公開しました。
その情報を参考にまとめましたので参考にしてみてください。
車内温度を一気に下げる方法とは
テスト方法
5台の同じ車を駐車場内に用意し、車内温度が55度になった時点で、5つの冷却方法が試されました。
車内冷却方法
方法1
助手席の窓を開けて運転席のドアを5回開閉し、熱気を逃がす
方法2
冷却スプレーをシートに吹きかける
方法3
窓は開けず、エアコンを外気導入にして作動
方法4
窓は開けず、エアコンを内気循環にして作動
方法5
窓を全開にし、エアコンを外気導入にして走行。2分後に窓を閉め、エアコンを内気循環に切り替えて3分間走行する
さあ、どれが一番温度が下がったと思いますか?
結果はこちらです。
テスト結果
一番温度が下がったのが、方法5の「窓を全開にし、エアコンを外気導入にして走行。2分後に窓を閉め、エアコンを内気循環に切り替えて3分間走行する」でした。
まとめ
「エアコン+走行」が最も早く温度を下げることができたので、窓を全開にしてエアコンを外気導入にして走り出し、車内の熱気を出したら窓を閉め、内気循環にして冷やすことが最も効率的な方法です。
まぁ、冷える前に暑い状態で車に乗り込んで走ること自体が苦痛なので、できれば乗り込む前に一気に下げる方法を知りたいですね。
車内が高温になった時に注意したいのが、チャイルドシートです。
車内の温度が下がり、チャイルドシートも冷えていると思いがちですが、シート本体や金具などでやけどする事もあります。
子供を乗せる前に、手で触って確かめる事をオススメします。
子供を乗せる際は十分に注意して下さい。
via:JAF