どうも、ユウです。
あなたは自分の記憶力に自信がありますか?僕のちょっとした自慢は、物覚えが良いと人から言われる事です。
と言っても、自分が興味のあることや、覚える必要があることだけですけどね(笑)
以前働いていた工場でも、作業手順は1度教えてもらえば、大体1回で覚えることが出来ました。
これは何も僕が持っている能力という訳ではなくて、ちょっとしたコツがあるんですよね。
そこで、今回は僕が実践していて、実際に効果があると思ってる、モノを覚えるためのコツをシェアしたいと思います。
これは、僕自身が編み出した理論というか、持論なんで、万人に効くかは知りませんけど、「言ってることは分からんでもないな」と思ってもらえると思います。
物覚えを良くするコツ
それでは僕が実践しているコツを1つ1つ解説していきましょう。
メモは取らない
何か手順を覚える時にメモは取らないようにしましょう。
以前の会社で、僕はオールマイティーな人材に育てられていたため、多くの機械の操作方法や、作業手順を教えられました。
その際、僕は1度もメモを取ったことがありません。これは新入社員の時からです。1度たりともメモを出したことはありません。ですがほぼ1回で大体覚えることが出来ていました。
これは面倒くさいとかじゃなくて、ちゃんとした意図があってやっていたことです。
それは『メモを書くと脳が安心して、必死に覚えようとしない』からです。
メモを書く事そのものがゴールになってしまい、1回で覚える必要は無いと、脳が安心して、必死に覚えようという意欲がなくなってしまいます。
例えば、受験や何か試験を受ける場合に「事前にカンペを用意してもいい」と言われたらあなたは必死で勉強しますか?しませんよね?カンペを作ることには必死になるかもしれませんが・・・。
なので、『メモを取らない』ことにより、自ら退路をなくし追い込むことで、脳が活性化されて1回で覚えられるようになるわけです。
僕が誰かに手順等を教える時も、メモは取らないように注意しています。たまに、メモ魔が居て、何でもかんでもメモを取っているような新人もいましたが、そうゆう人間はまず1回では覚えていません。
最悪の場合、どこにメモしたのか分からなくなって、1から説明し直す必要があったりします。
ですので、メモは取らず、自分を追い込んで「絶対に1回で覚えてやる」という意識で望むといいですよ。
コレは手順などを覚える場合の話ですよ。何かアイデアを思いついた時とかは必ずメモしましょう。僕もその点に関してはメモ魔かもしれません。
即アウトプットする
人はインプットしているだけでは、なかなか覚えることが出来ません。
インプットした分アウトプットもしなければ、脳に定着しませんので、覚えたこと、教えてもらったことは即アウトプットすることを心がけます。
誰かに手順を教えてもらったら、スグに繰り返し自分でやってみることが重要です。
教えてもらった直後なら、大体は覚えているものですが、ちょっと時間を空けると脳に定着する前に忘れてしまいますので、もう思い出すことが出来ません。
だから、教えてもらったら、直ぐにその場で繰り返しやってみましょう。メモを取ってる暇があったらアウトプット。
「習うより慣れろ」とは良く言ったものです。
メモに覚えさすのではなく、体に覚えさすことを意識しましょう。
失敗を恐れない
人生はトライ・アンド・エラーの繰り返しです。何かモノを覚える時も同じです。
先ほど「アウトプットをしよう」、と言いましたが、失敗を恐れていては、なかなかアウトプットすることが出来ません。
アウトプット出来なければ覚えることも出来ないので、ジレンマに陥ります。
誰だって最初は失敗するんですから、恐れずに自分でやってみることが大切です。
頭の中だけで覚えようとしても覚えられるものではありません。とにかく実践、アウトプットです。
自らやったことは、すんなり覚えれるし、スグには忘れないものです。
ゲームでも、攻略法を見ながらクリアしたルートは覚えていませんが、自分で見つけ出してクリアしたルートというのは1発で覚えていたりするものです。
つまり、自分が試行錯誤してことは、すんなり覚えられるということです。
人から教えてもらったことでも、スグに実践して試行錯誤すれば、それは自らが見つけ出したルートになるので、すんなりと思えられるようになります。
臨場感を持たす
これは直ぐにはアウトプットできない状況で使います。
例えば、セミナーや講義を受けている場合、即その場で実践、というわけには行かない場合がありますよね。
その場合は、臨場感を持って聞くことで、あたかも自分が体験しているかのように、イメージを膨らませます。
つまり頭のなかで実際にアウトプットしながら聞くわけです。
そうすることで、ただ聞いているだけよりも確実に覚えられるようになります。
人はイメージと結びつけることで、より覚えやすくなります。
ビジネス書を読んでいる時よりも、小説を読んでいる方が、遥かに内容を覚えているのは、イメージしながら読んでいるからです。
細かいセリフなどは覚えていないでしょうが、ストーリー全体や、盛り上がるシーンなどはハッキリと覚えてますよね?これがイメージの力です。
なので、人の説明を聞く時や、本を読む時でも頭のなかにイメージを作りながら、その内容と結びつければ格段に覚えやすくなりますよ。
まとめ
「メモを取るな!」とかちょっと鬼なことを言ってるかもしれませんが、僕はコレで今までやってきました。そして実際にスグに覚えることができています。
僕自身は記憶力に自信がある方ではありません。むしろ興味ないことは、呆れられるほど覚えられません。
人の名前もマジで覚えられないし、覚えたつもりのことも次の日には思い出せません。
そんな僕でも、今回紹介したコツを使えば、必要なことは直ぐに覚えられています。興味のあることに関しては誰でもすんなりと覚えられるかもしれませんが、『自分の事を物覚えが悪い』と思っている場合は、今回紹介したコツを試してみてください。
ようは覚えるために必死になれるかどうかだと思うので、メモという退路は捨てて、必死になれば案外1発で覚えられるものですよ。