ブログを書く上で執筆速度を上げることは非常に重要な事です。
1記事を書くのに3時間も4時間も掛かっているようでは、1日に1本書くのがやっとで、仕事から帰って疲れている時に、3時間も掛かると思うと、それだけで書く気が削がれます。
これは更新頻度にも関わる重要な問題ですので、今回は、僕がやってるブログの執筆速度を上げるコツをお伝えしたいと思います。
目次
物理的に早くする
まずは物理的に早くするために、やるべき事からです。
タイピング速度を上げる
これは当然ですが、タイピングが遅い人と、早い人では何倍も執筆速度は変わります。
遅いよりは早いほうが良いに決まっていますので、タイピングが早くなるように練習するべきだとは思います。
別に超高速でタイピングする必要はないので、せめて、ストレスが無いレベルには打てるようにはするべきでしょう。
しっかりと指の位置を確認しつつ、割り当てられた指でしっかりとキーが押せるように練習しましょう。練習する際は、タイピングゲームなんかしなくていいので、とにかく記事を書くことです。
タイピングにも基本のポジションがあって、どの指でどのキーを押すのかが決まっているので、そのことを意識しながら記事を書いていれば必然的に早くなりますよ。
人差し指メインで打っている人は、自分では早く打てているつもりでいても、やっぱり5本の指でタイピングする速度には勝てませんので、そこはしっかり意識して、5本全てを使って打てるようになりましょう。
執筆とリサーチを完全に分ける
これも大事なことです。
執筆中に、ブラウザを開いて調べ物をするのは非効率的です。執筆中は執筆のみに集中して、調べ物(その記事で書く情報)などは事前にリサーチしておきましょう。
そうすることで、ムダなネットサーフィンを避けることができるし、集中力を散漫させずに済みます。
執筆中に調べなくても良いようにしておく
書いている途中にわからないことが出てこないように、事前にできる限りの情報は仕入れておきましょう。
ポイントは、自分が全く知らない情報の記事は書かないってことです。全く知らない情報を書こうとすると、必然的に調べながら書くことになります。
すると速度が落ちるだけでなく、読んだ記事をリライトしただけのハリボテの記事になってしまうので、自分の中に入っていないモノは記事にしないのがオススメです。
どうしても書きたい場合は、まずはそのことについてしっかり勉強して、自分の言葉で説明できる状態にしてから、書くようにしましょう。
素材は事前に全て用意しておく
記事に使う素材などは、執筆前に全て用意しておきます。
これは先にも書いたリサーチと同じで、執筆中に、使う画像を探してダウンロードしているようでは効率が悪すぎます。
撮ってきた写真を使う場合であっても、全て、サイズなどを編集して、1ヶ所にまとめておきましょう。
そうすることで、執筆の速度を下げることなく、画像を貼り付けることができるので、圧倒的に執筆速度が上がります。
素材は多めに用意しておく
素材を事前に用意する場合は、多めに用意しておきましょう。
これは、「執筆中に足りない」という状況を避けるためです。とくに、ハウツー系の記事を書いている場合は、画像がメインになると思うので、後で足りない画像を用意するのは、非常に効率が悪いです。
使わないとは思っても、一応用意しておきます。使わなければ、後で消せばいいだけですので、足りないよりは多過ぎるぐらい用意しておきましょう。
テクニックで早くする
テクニックと言っても大したことではないですが、ちょっとしたことで速度が上がりますので、意識してみてください。
書きやすいところから書く
執筆中に詰まってしまうところは飛ばして、書きやすいところから書いて行きましょう。
以前の記事でも説明しましたが、文章は上から順番に書いていく必要はありません。
書きやすいところから書けば良いので、書いている途中で詰まったり、考えてしまうところは後回しにして、書きやすところから書いてくようにしましょう。
そうすれば、せっかく調子が出てきて、気持よく執筆できている流れを途切らせることなく、継続することができます。
執筆中は流れや勢いはとても大事です。ちょっと手が止まったり、集中が切れてしまうと、元のペースに戻すのにかなり時間が掛かりますので、出来るだけ書いているペースは乱さないように心がけましょう。
とりあえず書き上げる
上でも説明した通り、執筆のペースを乱さないことが、素早く書くコツです。なので、書いている文章をイチイチ読み返したりせず、一気に書き上げてしまいましょう。
誤字脱字なんて気にする必要はありません。文章の良いところは、後で編集できるところですので、編集作業は後にして、とにかく記事を書き上げるようにすれば速度はグンッと上がります。
書き忘れていたポイントや、説明不足の部分も後で追記すればいいですし、逆にムダな事を書いている場合も、消せばいいだけですから、とにかく、ペースを保つことを意識しましょう。
見出しを紙に書き出しておく
これも以前の記事で紹介しましたが、記事を書く時に見出し(アウトライン)があるとメチャクチャ書きやすくなります。
執筆前に書こうとしている記事の見出しを何個か紙に書きだしておいて、それを見ながら書けば、すんなり書けるようになります。
ポイントは紙に書いておくことです。パソコンのメモ帳でも良いのですが、執筆中にマウスを使って、別のウィンドウを開いたりするだけでも集中力が削がれて、ペースが落ちますので、紙に書いておくのがオススメです。
キーボードから指を離さずに見出しを確認できるので、断然速度は上がります。
画像の貼り付けは最後に
これはお好みですが、とにかく素早く書き上げたい場合は、画像を貼り付ける作業も後回しにします。
書くときは書くだけに集中して、画像の貼り付けなどは書き終わってから適所に貼り付けて行けばいいです。
わかりにくくなる場合は、<画像> などと書いておけば、後になっても一発でどこに画像を貼り付けるべきかわかるので、オススメですよ。
精神的に早くする
さっきから何度も言っていますが、早く書き上げるには自分の気持ちいいペースを保ち続けることがポイントです。
つまりこのペースを乱すような行為は一切しないのが、執筆速度を上げる最大のコツと言えます。
執筆に必要ないソフト(アプリ)は全て閉じておく
ブログの執筆をテキストエディタで行っているなら、テキストエディタ以外は必要ありませんので、全て閉じておきましょう。
特に集中力を削ぐようなソフトは絶対にNGです。SNSアプリや、メール、ブラウザも閉じたほうが良いでしょう。
執筆中に通知が来ると、そっちが気になって集中が削がれてしまうので、通知が来る系や、音が鳴る系のソフトは閉じておきましょう。
スマホ(携帯)は別の部屋にでも置いておく
これもペースを乱されないための策です。
気持よく書いている時に着信があれば、それだけで一気に集中力が削がれてしまうので、スマホはどっか別の部屋にでも置いておきましょう。
電源を切っておくだけでもいいですが、目に入らないところに置いておきましょう。例え着信がなかったとしても、スマホが目に入るだけで、無意識にそっちが気になりだします。
「着信来てないだろうか?」「つぶやきて~」って。そんな事を思ってしまった瞬間に、元の集中力は無くなっていますので、目に入らないところに置いておくのがベストです。
早朝に執筆するのがおすすめ
人間は午前中が一番集中しやすいです。なので、その集中力が高い間に執筆してしまえば、格段にスピートが上がるはずです。
早朝であれば、家族も起きていないし、外も静かで非常に集中できます。たぶん夜に書くのと比べて倍ぐらい集中できると思います。
なので、夜の間にリサーチして、素材を用意しておいて、早朝一気に書き上げる。
これが一番速度が上がる書き方だと思っています。まぁなかなか出来ないけどね(笑)
まとめ
ザッとこんなもんでしょうかね?
あと、技術的にMarkdown記法を使って書くとか、頻出する単語は単語登録してスグに使えるようにしておくなど、細かいテクニックはありますけど、基本は集中力を保ち続けることです。
自分の気持ちいい執筆スピードを保ち続けて書けるようになれば、格段にスピードは上がるので、今回紹介した事を参考に書いてみてください。
今回紹介したのは、とにかく執筆速度を上げる為のコツですので、リサーチや編集の時間は考慮していません。
ですが、執筆速度が上がれば、リサーチや編集に時間を使うことができるので、記事のクオリティも上がっていくはずです。
ブログの執筆を爆速にする記述法。Markdown記法を解説します。
PS.
ちなみに、ここまで書くのにリサーチ入れて50分でした。
リサーチと言っても自分の頭の中にあることしか書いてないので、見出しを紙に書き出しただけですけどね。
今の僕のタイピング速度ではコレが限界かな?