本日は七夕。天の川の見える方位は分かりますか?
夜空を見上げても、どの方向を見ればいいかの分からない方のために、天の川について説明します。
天の川は夏の大三角形の中にある
学校の授業で聴いたことがあると思いますが、夏の大三角形の中に天の川があります。
夏の大三角形の明るく光る3つの星が、織り姫(琴座のベガ)、彦星(わし座のアルタイル)、川の間を運ぶ鳥(はくちょう座のデネブ)で構成され夏の大三角形と言います。
天の川を見る方法
主に見えるのは、七夕の時期に東の空に見えます。
夏の大三角形を探し天の川を見つけよう
最初に見つけるのは、頭の真上の方で、ひときわ明るく光る星を探します。この星が織り姫(琴座のベガ)です。
織り姫(琴座のベガ)を基準に、東の方角側に視線を下げながら探します。東の方角側に明るく光る星が彦星(わし座のアルタイル)です。
織り姫(琴座のベガ)と彦星(わし座のアルタイル)を45度の角度で探すと、延長線上に明るく光る星川の間を運ぶ鳥(はくちょう座のデネブ)です。
この3つの星が夏の大三角形です。
夏の大三角形の中にある星群を、天の川と言います。
天の川の観測方法
天の川の光は淡いため、月の明かりや、人工の光などの影響がある場所では確認が難しいです。
天の川を見るには、月の明かりの無い晴れた夜に、都市から離れたなるべく標高の高い場所に行くと良いでしょう。望遠鏡や双眼鏡があれば、確実に見えます。
時間
天の川を見るには、19時から22時までがオススメです。
夜遅くに見ると、頭上付近に天の川があり見えづらくなります。
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まとめ
今日の夜は全国的に晴れで、月も欠けているので観測にはとてもいい条件がそろっています。
この機会に天の川を見てみませんか?