デジタル一眼レフを買ったら、まずやっておくべき設定の話をします。
オート機能が付いているカメラでも、いつまでもオートで撮り続けるわけでは無いので、しっかりと設定はしておきましょう。
初めは、何のこっちゃ分からないかもしれませんが、とりあえずベストな写真を撮るための、オススメ設定を紹介しますので、そのように設定しておけば当面はOKですよ。
始めにやるべき6つの設定
とりあえず今から紹介する6つを設定しておけば、ほぼベストな写真が撮れますので、やっておきましょう。
ISO感度を設定する
ISO感度とは、撮像素子が像を捉えるときの感度のことです。
いずれ詳しく解説しますので、今はとりあえず、『ISO感度400』に設定しておきましょう。
ホワイトバランスを設定する
ホワイトバランスとは色味のことです。白を正しい白色に再現するための機能で、ホワイトバランスの設定次第で、青みがかった写真や、赤みがかった写真に仕上がります。
詳しくはいずれ解説しますので、今はとりあえず、『オート』に設定しておいてください。
画像サイズを設定する
画像サイズは最大に設定しておきましょう。恐らく『 Lサイズ 』が最大だと思いますので、Lサイズに設定しておいてください。
画像サイズが大きくなればその分データサイズも大きくなりますが、小さいサイズで撮った写真を、大きくプリントすると画質の悪い写真になってしまうので、最大サイズで撮るようにしましょう。
この場合は『大は小を兼ねる』です。小さくしたければ後で小さく出来ますが、小さいサイズを大きくすると画質が悪くなりますので、最大サイズがオススメです。
画質モードの設定
画質モードも最高に設定しておきましょう。Nikonの場合だと『FINE』です。他のメーカーはちょっと分からないので申し訳ありませんが、説明書を読んで、画質モード最高に設定しておいてください。
『RAW』という設定もありますが、これはまだまだ使わないので、RAWにする必要はありません。
下手なパソコンだとRAWで撮った写真は見れない可能性がありますので、注意してください。
仕上がりの設定
次に仕上がりの設定です。Nikonだと『ピクチャーコントロール』、Canonの場合は『ピクチャースタイル』という設定です。
これを標準(スタンダード)に設定しておきましょう。
ピクチャーコントロールは写真の色味やコントラストなどを、ある傾向に設定するためのモノです。
これは被写体によって変えればいいのですが、基本はスタンダードで撮っていれば間違いありませんので、標準(スタンダード)に設定しておきましょう。
撮影モードを設定
撮影モードはたくさん種類があります。基本的にはカメラの上部にある丸いダイヤルで設定します。
オート機能が付いているカメラではオートで撮ってもいいですが、せっかくの一眼レフなんで、ここは『 P 』に設定しておきましょう。
P(プログラムオート)はある程度カメラ任せで撮れるけど、自分でもイジれるという自由度の高い設定です。
Pにしておけば先ほど設定した、ISO感度やホワイトバランスの設定が生きてきます。オートで撮っていれば安心ですが、上達しないので、P(プログラムオート)で色々イジりながら練習して行きましょう。
以上がオススメの設定になります。
メーカー毎に操作方法が違うので、一つ一つ手順を解説することができず申し訳ないのですが、カメラに慣れるという意味も兼ねて、説明書を見ながら、設定してみてください。
まとめ
ISO感度とかホワイトバランスとか聞き慣れないワードだったかもしれませんが、今は難しいことは考えなくてもいいです。
やってく内に徐々に覚えていきますから、とにかく今回紹介した設定で色々と写真を撮って楽しんでみてください。
撮れば撮るだけ上達していきますので、何でもかんでも写真にとって、カメラに慣れていきましょう。
PS.
カメラの各種設定は、簡単にリセットし、工場出荷状態に戻せますので、「おかしな設定になるかも」と心配する必要はありません。
色々触ってみて、色々設定を変えてみたりして楽しんでみてください。
途中ゴチャゴチャになったら、リセットして、今回ご紹介した設定に戻しておけば問題なしです。