夏が近づいて来ていますね。浴衣の準備はしましたか?去年着てそのままではありませんか?せっかくの夏を楽しむならクリーニングして着たいですね。
浴衣のクリーニング代
浴衣などの特殊な服は、店頭に料金が表示されていない事が多く、他店と比較がしにくいです。
いろいろ店舗を調査したしてみました。
最安値 | 920円 |
最高値 | 2940円 |
平均 | 1417円 |
店舗によってはこれだけ違います。今回調べた価格は、基本料金です。ラメや特殊は加工がれている浴衣は、もっと値段が掛かるそうです。
自分でクリーニングは出来ないの?
浴衣の素材は綿か麻、またはポリエステルのものがほとんどなので、自分で洗濯する事が出来ます。
浴衣のタグを確認し、素材・手洗いが出来るかを確認して下さい。洗濯機マークや手洗いマークが表示されていれば、自宅での洗濯が可能です。
注意
性質上、麻は自分で洗濯すると縮む事があるので、クリーニング店に頼みましょう。また、絞り染めの浴衣やラメの付いた浴衣はクリーニング店に頼んだ方がいいです。
洗濯する前の確認
浴衣は色落ちしやすい染料を使っている事があるので、洗濯前に濡れた白い布で浴衣の目立たない場所を軽くたたいてみて下さい。白い布に浴衣の色が移る場合は色落ちが激しい染料を使っていますので、クリーニング店に頼みましょう。
クリーニング店に出す前には、色落ちしやすいと伝えて下さい。
洗い方の基本
白い布に色が移らない場合でも、できるだけ色落ち・移りを防ぐために必ず水で洗います。
浴衣は手洗いで、つけ置き洗いが基本です。汚れが気になる箇所は手で優しくもみ洗いしましょう。洗剤の解け残りがないように、液体洗剤を使って下さい。
洗濯機の使用
どうしても洗濯機で洗いたい方は、下の画像を参考にして、浴衣をたたみ洗濯ネットに入れて、手洗いコースまたはドライコースで洗濯して下さい。
脱水
手洗い・洗濯機どちらでも、脱水の時は洗濯槽の壁に貼付けるように入れて脱水すると、型崩れを最小限に抑えることが出来ます。
約1分から2分間、脱水して下さい。
乾燥
シワを伸ばして、風通しのいい日陰に干しましょう。吊るす時は袖を広げて型崩れしないように干して下さい。
アイロンをかける
乾燥時にシワが出来ないようにキレイに干せば、ほとんどアイロンをかける必要はありませんが、えりや肩線、脇線だけはアイロンをかけて形を整えておくと型崩れしにくいです。
浴衣のタグを確認し適正温度でアイロンをかけて下さい。不安であれば、あて布などを使用してアイロンをかけましょう。
最後に
浴衣にもよりますが、自分で洗濯が出来ます。その時は必ずタグの表示を見て下さい。
汗をかいた浴衣や、汚れた浴衣で夏祭りには行きたくありませんよね。キレイになったお気に入りの浴衣で夏を楽しんで下さい。