ついつい飲み過ぎるコーヒーですが、コーヒーの主成分のカフェインを摂取し過ぎると「急性カフェイン中毒」になるかもしれません。
今回は、急性カフェイン中毒など、カフェインについて紹介します。
最近増えている「急性カフェイン中毒」とは?
最近よく耳にするようになった、「急性カフェイン中毒」
カフェインを含む定番的な飲み物としてはコーヒーがありますが、コーヒーには目覚まし効果の他に、ダイエット、美白など美容に良い成分を含むことでも有名です。
もちろん適度に飲むことは問題ないのですが、コーヒーを毎日大量に飲む「カフェイン中毒」の状態の人も多いようです。
急性カフェイン中毒は、短期間にカフェインを過剰摂取したことが原因で起こります。
症状としては、動機・不整脈・呼吸困難・手足の震えなどがあります。
カフェインには依存性がある?
カフェインには依存性があり、カフェイン依存症という病気もあります。
カフェイン依存症とは、カフェイン摂取をやめられなくなる状態のことです。
カフェインには依存性があり、無意識のうちに摂取したくなり、摂らないと落ち着かないなどの症状が出ることもあります。
朝の目覚めのコーヒー、仕事の合間のコーヒー、食後のコーヒーなど、コーヒーを飲みたくなるもの軽度の中毒症状と言われています。
カフェイン摂取量の目安
1日のうち事あるごとにコーヒーを摂取し、「気づけば1日10杯近く飲んでいる」という方も少なくないのではないでしょうか。
内閣府が発表したカフェインの1日の許容量目案は400mgです。
コーヒーで例えると、100mlのコーヒーには約60mgのカフェインが含まれています。
コーヒーの摂取量は1日6~7杯が上限と考えられ、1日10杯コーヒーを飲んでいる方は「過剰摂取」と言えるでしょう。
コーヒー以外でもカフェインが含まれています
カフェイン自体はコーヒーだけに含まれているわけではありません。
紅茶や緑茶、エナジードリンクなどにも含まれています。
例えば、一日コーヒーを5杯飲んだとしても、カフェイン含有量の多いエナジードリンクを飲んでいれば、気づかないうちに、かなりのカフェインを摂取している可能性があります。
インスタントコーヒーよりもドリップした本格的なコーヒーの方が、ポリフェノールやカフェインの含有量多いので注意が必要です。
カフェインが含まれているのは飲み物だけではなく、カフェインの効能として頭痛の緩和などがあるため、市販の解熱鎮痛剤や風邪薬、乗り物酔い止めの薬などにも含まれています。
まとめ
一度に多くのカフェイン量を摂取しないことが大切です。
他のカフェインを含む飲料などを飲む場合も考慮して、コーヒーは1日3杯から、多くても5杯ぐらいがいいでしょう。
市販の薬などにも含まれていますので注意して下さい。