【俺流】スマホでそれっぽい写真を撮るためのたった3つのポイント!これだけでいい感じの写真に仕上がります。

こんちには、編集長のユウです。

僕は趣味で写真をよく撮ります。本気で撮るときは総額100万円ぐらい掛かってる一眼セット(レンズ・三脚等)をもって撮影するのですが、さすがに普段から一眼を持ち歩くのはキツイものがあります。

だから普段のお出かけなどはコンデジを持って行きますが、実はiPhoneで撮影することのほうが多いです。サッとポケットから取り出してパシャッと撮れる。あの手軽さがいいんですよね。

最近のスマホは性能が凄いから、下手なコンデジよりもキレイな写真が撮れます。もちろんコンデジに劣る部分もありますが、設定をオートで全てカメラ任せで撮っているのであれば、スマホと大して変わりはありません。

そこで今回は、スマホでもそれっぽい写真を撮るために、僕が気をつけているたった3つのポイントをご紹介したいと思います。これを真似してくれれば、素人丸出しのダサい写真が何となくそれっぽく見える写真に少しだけ進化しますので、ぜひやってみてください。

まぁ僕の腕そのもののに疑問がありますが、参考になる部分もあるはずなんで、最後までお付き合いください。

1.背景 

写真を撮る時、背景まで気にしていますか?写真を取るのに必死で背景にまで気が回らない気持ちはわかりますが、ちょっと意識するだけで写真のイメージはガラッと変わります。

素人っぽい写真の特徴

素人っぽく見える写真は、背景がごちゃごちゃしすぎてて、メインの対象物に視線が行かず、他に注意が行ってしまいます。

背景がごちゃごちゃ

背景をすっきりさせる、もしくは素敵な背景を意識して対象物を配置することを目指しましょう。どうしようもない場合は仕方ありませんが、意識することが大切です。

背景スッキリ

主役が際立って見えますよね?スッキリとしたイメージで対象物は同じでも、1枚目とは全然イメージが違うと思います。

2.構図

構図という言葉は聞いたことがあると思いますけど、簡単言うと・・・『こうず』です(笑)

構図の説明って難しいですね。なんて言えばいいんだ?写真のレイアウトみたいなものですか?とにかく写真のどこに何を置くかということです。

素人っぽい写真の特徴

素人っぽい写真の特徴で1番多いのが、『日の丸構図』です。

日の丸構図とは読んで字のごとく、日の丸。つまり対象物を写真の真ん中に配置することです。特にダメなのが『顔』を中心に持ってきてしまうことです。

商品を紹介する画像なんかは、意図的に日の丸構図を使う場合もありますが、人物を撮る時にコレをやると間の抜けた素人丸出しの写真になってしまいます。

日の丸構図をそれっぽい写真にするにはライティングやらなんやらテクニックが必要になるので、スマホでは日の丸構図をそれっぽい写真にするのは難しいです。

またまた大仏さんに登場してもらいましょう。

日の丸構図

☝コレが顔を中心に置いた日の丸構図です。上にムダなスペースが出来てしまってバランスが悪いですよね?これでは素人丸出しです。

どうしても顔を中心にしてしまいがちですが、そこで少し意識して、上にムダなスペースが出来ないように気をつけましょう。

ましな日の丸

全体が入って、バランスが良くなり、ちょっとだけましになりましたね。

オススメの構図

バランスを良くしたところで日の丸は日の丸です。安定していますが、面白味もありません。

もっとそれっぽい写真にするには、思い切った構図が必要です。そこで僕がよく使うオススメの構図を紹介します。

コレは僕の中ではテッパンで、ちょっとの意識で写真のイメージ、ストーリーまでが変わってきますよ。

あえてスペースを開ける

右向きの大仏さん

なんかそれっぽくないですか? これは上で言ったムダなスペースではなく、あえてスペースを開けています。

ポイントは思い切って配置することと、対象物が向いている方向にスペースを開けるってことです。

中途半端な配置をしてしまうと却ってバランスが悪くなりますので、思い切ってどちらかに寄せてください。対象物の向いている方向とは逆に開けるのも有りちゃ有りですが、ちょっとハイレベルな気がしますのでオススメは出来ませんね。☟

逆にスペースを開ける

中心からちょっとズラす

黄金比

人間には無意識に美しいと感じる比率があって、それを『黄金比』と言います。近似値は1:1.618、約5:8 の比率を黄金比と呼ぶらしいですが、そんな難しいことは考えなくてもいいです。

大体3分の1辺りに対象物を置くと何となく美しく、それっぽく見せることが出来ます。

画面を見ながら何となく気持ちがいい位置を探してシャッターを押せばOK。自分の感覚を信じて大体3分の1を意識してみてください。

思い切って切り取る

思い切って切り取る

対象物全体を捉えるのでは無くて、思い切ってクローズアップして撮ります。この時も少し中心からズラしてやると、それっぽくなりますよ。

構図1つで全然違う写真

どうでした?対象物は同じだし、背景も同じ、ライティングも同じだけど、構図が違うだけでまるで違う写真に見えませんか?

それぞれのストーリーが見えるというか・・・ ちょっと意識するだけで一気にそれっぽい写真にできますので、ぜひ参考にしてみてください。

何かの記録用として撮るののではなく、『作品を作る』という気持ちで写真を撮ると、思い切った構図の写真が撮れますよ。

3.主役を決める

これは構図と似てますが、花とか風景を撮る時なんかに使えるテクニックです。

漠然と何かを撮ると、何が主役なのか分からない、メリハリのない写真になってしまいます。

なので、主役を1つに絞ってそれをメインに写真を撮ります。

何となくで撮ると素人っぽくなる

何も意識しないで適当に対象物を撮ってしまうと、どれが主役なの?何を撮りたかったの?という印象になってしまうので注意が必要です。

一つに絞る意識。それだけでグッとそれっぽい写真になります。

道端に咲いていた花

適当に撮った道端の花

コレだと『花だね』という印象しか無く、いかにも素人っぽい写真です。どれが主役のかわからないですよね?撮った本人は主役を狙って撮っているつもりかもしれませんが、見てる方からすればどれが主役なのか分かりません。

主役を絞ると

主役を絞る

メリハリが出て印象的な写真になりませんか?なんとなくそれっぽいでしょ?さっきのに比べれば。

日の丸

日の丸構図の花

意識して撮ると

意識して撮った花

どうですか?

今回はiPhoneで撮った写真をフィルターも通さずそのまま載せてますが、Instagramとかのフィルターを使うと、もっとそれっぽく見せることが出来ますよ。

『背景』『構図』『主役』この3つのポイントを意識して写真を撮れば、素人っぽさが軽減されて、なんとなくそれっぽい写真に仕上がると思います。

スマホで写真を撮って、SNSで共有するのが当たり前になってますが、ちょっと意識していい感じの写真を撮れば「いいね」の数も心なしか増えるんじゃないでしょうか?

ぜひ試してみてください。

おまけ

スマホで写真を撮るときはできるだけ明るい所で撮るようにしてください。

暗いとISO感度が上がるので画質が荒れますし、手ブレも起こりやすくなります。なので、できるだけ明るくして撮る事をオススメします。

最後にInstagramのフィルターを使ってさらにそれっぽくした写真をお楽しみください。

インスタのフィルター使った インスタのフィルター使った2 インスタのフィルター使った3 インスタのフィルター使った4

(by ユウ)

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