アメリカの大手旅行雑誌『Travel+Leisure』が『世界の人気都市2016』を発表しました。
2014年・2015年と2年連続で1位の京都が、今年は6位に転落しています。
なぜ、京都が6位になったのか?
転落の理由を解説します。
世界の人気都市ランキングとは
アメリカの大手旅行雑誌「Travel+Leisure」が1995年から実施している読者投票型のランキングで、都市・島・ホテルなどの観光地を項目ごとに順位付けをして発表しています。
京都は2014年は90.24点 2015年は91.22点で2年連続1位でしたが、今年は89.75点で6位に転落しました。
京都が6位に転落した理由
外国人旅行客が急増
京都市を訪れる観光客は増加しており、2013年・2014年は2年連続で5000万人を突破しています。 ワールドベストアワードで1位に選ばれた影響もあり、外国人宿泊者数が増加しています。
外国人観光客からの評価が低い
外国人観光客では「残念なことがあった」と回答した人は1割と少なかったですが、「公共交通機関に外国語表記が無い」「交通機関が複雑」など不満の声もあり、順位を下げました。
日本人観光客からも評価が低い
日本人観光客の5割が「京都観光で残念なことがあった」と回答しました。
一番多い理由が「電車・バスなどの公共交通機関」への不満です。
順位を下げた一番の理由は「混雑」
外国人観光客・日本人観光客の評価で急上昇しているのが、『有名な観光地の混雑』です。
このグラフを見て分かる通り、急激に観光客が増えています。
観光地の混雑でゆっくり観光できない、ホテルなどの空きがないのも、順位を下げた理由の一つです。
ちなみに今年の「世界の人気都市」ベスト10です。
1位 | チャールストン(アメリカ) |
2位 | チェンマイ(タイ) |
3位 | サン・ミゲル・デ・アジェンデ(メキシコ) |
4位 | フィレンツェ(イタリア) |
5位 | ルアンパバン(ラオス) |
6位 | 京都(日本) |
7位 | ニューオリンズ(アメリカ) |
8位 | バルセロナ(スペイン) |
9位 | サバンナ(アメリカ) |
10位 | ケープタウン(南アフリカ) |
まとめ
今、京都は観光客でいっぱいです。
しかも、京都市内に観光客が集中します。京都府は市内だけじゃないですよ!京都府北部の観光もどうですか?
京都府北部の丹後地方「夏オススメのイベント」を紹介していますので、ぜひご覧ください。
via:京都市HP