日差しも強くなって、気温もどんどん上がって暑いですね。
特に基礎代謝がいい子供はたくさん汗をかきます。そこで、気を付けたいのが熱中症です。
今回は、子供の状態を見て熱中症に気が付く方法を紹介します。
子どもの「熱中症サイン」
見て触ってわかる変化
子供の元気がないのに加えて以下の症状が見られた時は、熱中症を起こしている可能性があります。
症状
皮膚がカサカサしていて弾力性がない
顔が青白くなっていてまぶた下がっている
口や鼻の中が乾いていて舌の表面が白くなっている
排泄される水分量の低下
子供は、小さければ小さいほど体の中の水分の割合が多いです。
子供の体から、排泄される水分量が減ってきている時は、体内の水分が少なくなってきているサインになりますので、見落とさないようにしましょう。
症状
泣いているが、涙の量が少ない
熱があるのに汗をかかない
おしっこの量が少なくて、色がいつもより濃い
便が硬くて、ころころしている
口の中が乾燥し唾液の量が少ない
乳幼児の場合は、機嫌が悪い、元気がない時
熱中症は大人より小さな子供に起こりやすく、また症状が進むとけいれんなどを起こし、命の危険があり、早い対応が必要になります。
まだ自分の意思を言葉で伝えることができない乳幼児は、特に注意が必要です。
抱っこひもやベビーカーに乗っている赤ちゃんの体感温度は、とても高くなっていて汗もかきやすくなります。
母乳やミルク、経口補水液などでこまめに、水分補給をしてあげるようにしましょう。
症状
ぐずり方がいつもと違う
弱々しく泣いて涙が出ていない
オシッコが6時間以上出ていない
まとめ
熱中症の兆候がある場合は、早急に経口補水液を与えるようにして、医療機関を受診して下さい。
病気で下痢や嘔吐がある時は、特に経過に注意しなければなりません。
早めに対応ができるように、参考にしてください。