最近では大学生のうちに名刺を作る人もいるようですね。
名刺を持っていると実際に便利ですし役に立ちます。
そこで今回は、初めて名刺を作る人でも失敗しない名刺の作り方を説明します。
失敗しない名刺の作り方
必要な情報に絞って記載
名刺を作るというと、張り切っていろいろな情報を盛り込もうとする人がいます。
大学生であれば、大学名・学部名・名前など文字情報だけでなく、イラストやマークなど入れるといいでしょう。
しかし、名刺には小さなスペースしかありません。
詰め込み過ぎるとまるでスーパーのちらしのようになって、結局どの情報も目立たないことになります。
名刺はまず自分の名前と連絡先を伝えるためのものです。
最低必要は情報
- 大学名 会社名
- 学部学科名 役職
- 名前
- 住所
- 連絡先(電話番号/FAX番号)
- メールアドレス
以上の情報を名刺に入れていれば、名刺としての役割を果たします
これにプラスして、大学・会社のHPや自分のFacebookのURLを加えたり、個人の携帯の電話番号を記載したりするといいでしょう。
電話番号を大学・会社の電話番号にするか、個人の携帯電話番号にするかは名刺を持つ人の自由ですが、「その電話番号で自分に連絡がつくかどうか」を十分考えて記載するようにしましょう。
名刺を渡すということは「自分に連絡する場合はここにお願いします」という意味ですから。
縦と横、どちらがいい?
名刺に記載する情報が決まったらデザインを決めましょう。
まず、縦型の名刺にするのか、横型の名刺にするのか決めましょう。
実際には横型の名刺が多いです。
なぜ横型が多い理由は、英字などの横書きにしなければならない情報がある場合に、横型の名刺の方がスペースが取れるからです。
例えばメールアドレス、大学・会社のHPのURLなどが長くなる場合、縦型の名刺ではその幅に収めるために文字を小さくするなどの必要になります。
せっかくの情報が、読みにくくなります。
英字表記で横長になる情報が入る場合には、横型の名刺の方がデザインの幅が広がり見やすくなります。
特殊加工
最近では、名刺にもさまざまな加工が可能です。
目立たせるために特殊な色を使う「特色」、ロゴなどを目立たせるための「型押し」など、いろいろな加工が出来ます。
名刺が自分の分身で、自分を表しているものであるという意識は持って下さい。
あまり派手な名刺を持つと、そういう人と思われる可能性があります。
また、四角ではなく特殊な形の名刺もあります。
角が丸くなっている「角丸名刺」などがあります。
この角丸名刺は、水商売でよく使用されたりします。
ビジネスの世界ではほとんど見掛けませんので、角丸タイプの名刺は避けた方がいいでしょう。
価格の目安
今は、インターネットで簡単に名刺が作れます。
色々な印刷会社があり、デザインも豊富ですので、自分に合った印刷会社を選んで下さい。
価格の目安
シンプルな名刺で、1枚 約8円~10円
特殊加工の名刺で、1枚 約12円~15円
これぐらいの価格が目安です。
まとめ
せっかく名刺を作るのでしたら、できあがってから「失敗した!」とならないようにしましょう。
デザイン段階で、必要な情報が全て入っているか、誤字脱字がないかを十分にチェックしてから発注して下さい。