酸っぱくて、白ごはんに合う梅干し。
画像を見ただけで唾液が出る人が多いのではないのでしょう。
料理やお菓子に使用したり、お酒と混ぜたりなどいろいろな用途がある梅干しですが、実は食べる以外にもとっても便利な利用法があるんです。
今回は、梅干しの活用術を紹介します。
梅干しの活用術
トゲ抜きに使える!?
トゲが刺さって入り込んでしまったときには、患部に梅干しの果肉を貼ってその上から軽く絆創膏します。
すると数時間ほどでトゲが出てきて取れやすくなります。
出てきたらあとは毛抜きやピンセットで取り出すだけ。
昔からおばあちゃんの知恵として語り継がれてきた対処法だそうですが、科学的にもその効果が立証されています。
梅干しと人間では梅干しの塩分濃度が高いですが、果肉をトゲが刺さった部分に塗ることで、その周辺の塩分濃度を近づけようとして体液が外に出るようになります。
その作用でトゲが流されて、取れやすくなるそうです。
さらに殺菌効果があるため応急処置としても使用できるそうです。
なお、この方法は実際ためした人の話によると、梅干しとハチミツをまぜるとさらに効果的という声や、ハチミツだけでも同じ効果がでる!なんて話もあるようですが、ハチミツは乳児にボツリヌス菌の問題から使用できません。
ハチミツを使用するときには、その点ご注意ください。
頭痛がしたら、こめかみに梅干し
こちらも昔から民間療法として受け継がれている方法ですが、やはり科学的にその効果が解明されています。
梅干しの香りの成分であるベンズアルデビドには痛みを鎮め、軽減される作用があります。
嗅ぐだけでも効果がありますが、貼ることで梅に含まれるクエン酸が血液に溜まった乳酸を代謝させ、患部の痛みと酸化熱を分解し疲労物質を残さないという作用があるそうです。
また、頭痛だけでなく肩こりにも効果があるそうですよ。
まとめ
もし応急処置が必要になったら、ふと「梅干しが効くんだっけ」と思い出してみてくださいね。
効果は十分にあります。