災害時にも役立つ、断水時の対処法と備え

今年の梅雨は本当に雨が降りませんね。関東6都県で16日から取水制限がされるそうです。水は生活する上で絶対に必要です。断水になった時あなたはどうしますか?今のうちの知識を付け、万が一の時に備えましょう。

断水になる時は

取水制限などで断水になる時は必ず告知されます。告知方法は自治体のメールサービス・防災無線・テレビ・ラジオなどで告知されます。断水は告知されてから実行されるまで時間がありますので、その時間を利用して水を貯めておきましょう。

断水になった時の対処法

断水になる前の備え

トイレ

トイレに行けば必ず水が必要になってきます。その為にも、断水になりそうな時はお風呂の残り湯など貯めておいて、再利用しましょう。

飲み水

飲み水は、断水前にアウトドア用のタンクなどに貯められればいいですが、準備出来ない時は飲料水を買わなければなりません。災害時のように多くの方が買いも求めるので日ごろから飲料水のストックをおすすめします。

断水時のトイレ

自分の家のトイレが、タンクレストイレ(トイレ便器背面にタンクが無いタイプ)か、タンク付トイレ(トイレ便器背面にタンクがあるタイプ)のどちらかによって対処方法が違いますので、自宅のトイレがどのタイプか確認してください。

タンクレストイレの対処法

  1. オート便器洗浄・オート開閉機能がある場合は、オート機能を「切り」にしてください。
  2. バケツ等で、便器に水を貯めて下さい。水の目安はバケツ1杯分(6~8L程度)です。
  3. トイレの利用が終われば、水をバケツ半分程度(3~4L)足してください。
  4. 流してください。流れが、悪い場合は、便器に水を足し、再度流してください。

タンク付トイレの対処法

  1. オート便器洗浄・オート開閉機能がある場合は、オート機能を「切り」にしてください。
  2. トイレを利用する時は、タンクのふたを取りタンク内に水を貯めてください。(10L程度)
  3. 流してください。流れが、悪い場合は、タンクに水を足し、再度流してください。

断水時のお風呂

濡れタオルなどで体を拭くだけでもさっぱりしますよ。水を使わないシャンプーや、歯磨きシートなどもあります。災害があった時などにも使えますので、準備しておくといいでしょう。

断水時の食事

食事をする時は必ず食器が必要です。そのまま使用すると汚れます。そんな時は、お皿などの上にラップを敷きましょう。食事が終われば、ラップを剥がして捨てるだけです。水の節約になります。

ラップは、災害時の止血や骨折した時の固定、体に巻いて寒さ対策など、いろいろと活躍しますので多めにストックしていてもいいと思います。

断水時にする事

蛇口を閉める

断水中は蛇口を開けっ放しにしておくと空気が入ります。空気が入ると水が出にくくなったり、蛇口が故障したりします。意外と閉め忘れるのが洗濯機の蛇口です。断水前に必ず閉めましょう。

断水が終わったら

断水が終われば、台所・洗面台の蛇口から水を出してください。断水の時には、水道管内に空気や汚れが溜まりやすくなるので、台所・洗面台の蛇口から出た水は捨てて、出し続けて下さい。濁った水や空気が混じり白く濁った水が出なくなれば、飲み水として使えるます。

便利グッズ

ウエットティシュ

手を洗いたい時や食器が汚れた時など、ちょっと水を使いたい時の代用として便利です。

アウトドア用シャワー

1日だけの断水や、水を貯めて置いて余裕がある時は、アウトドア用シャワーを使うといいと思いますよ。

最後に

断水時は事前に告知されるのでいいですが、災害はいつ・どこで起きるか分かりません。備えていれば、いつ・何が起きても対応出来ますね。その為にも、色々と揃えておきましょう。

 

(by AGA)

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