意外と知らない「調味料の塩分量」

毎日の食生活で、減塩を意識している人は多いと思います。

手軽に減塩できるアイテムは調味料で、賢く使えば簡単に減塩できます。

しかし、同じような調味料で、薄味に思う調味料でも見た目とは違い、塩分が高いこともあります。

今回は、日常的に使うもので塩分を勘違いしやすい調味料を紹介します。

意外と知らない「調味料の塩分量」

しょう油

食事で使っている醤油は何を使っていますか?

しょう油には濃口・薄口・たまり・白などの種類があります。

薄口や白など見た目が薄いため塩分も少なそうですが、塩分量としては、大さじ1杯の量で薄口しょう油が、一番塩分量が多いです。

各しょう油の塩分量(大さじ1杯あたり)

  • たまりしょう油 2.34g
  • 白しょう油 2.56g
  • 濃口しょう油 2.61
  • 薄口しょう油 2.88g

 

ポン酢

ぽん酢は本来、塩分がない調味料なのですが、あなたの使っているのはどんなぽん酢でしょうか?

ぽん酢は、ぽん柑と酢を混ぜてできるのですが、その場合、色は黄緑色です。

多くの家庭のぽん酢は、黒っぽい色ではないでしょうか?

そのぽん酢、ほとんどが塩分のあるぽん酢です。

黒っぽいぽん酢や味付けぽん酢と書いてあるものは出汁で割っていたり、しょう油ぽん酢はしょう油で割っていたりするので、塩分があり大さじ1杯の量で塩分量は1.3gほどです。

購入する際、どんな材料でできたぽん酢なのかチェックしてみるといいと思います。

だし汁

コンソメは油分も多く、塩分も高いことがよく知られています。

顆粒のおでん用出汁は味があっさりしていて塩分も低そうに見えますよね。

しかし、塩分量は大さじ1杯でコンソメ3.5g、おでん用出汁は5.0gとコンソメよりもおでん用出汁の方が、塩分が多いです。

とはいえ、コンソメも塩分が多いので、使いすぎには注意して下さい。

コンソメの代用として鶏ガラスープを活用してみてください。

鶏ガラスープは鶏の骨などのエキスのほかに、粉末醤油、酒精、ニンニクなどで味つけがされていて、塩分量は大さじ1杯で0.01gです。

スープや炒めものなどいろいろな料理に活用できて便利な鶏ガラを活用すれば、減塩もできます。

ドレッシング

サラダに必要なドレッシング。

和風は低カロリーとのことから、和風を常に使っている人も多いのではないでしょうか?

しかし、塩分量はカロリーと違い、大さじ1当たり和風ドレッシング1.3g、フレンチドレッシング0.5gと、和風ドレッシングの方が倍の塩分量が含まれています。

ドレッシングをかけるときはカロリーだけでなく塩分もチェックするといいですね。

 

まとめ

減塩と思いがちでも、塩分量が多い調味料が意外と多かったと思います。

減塩のポイントとしては、レモンやカボスなど柑橘系の調味料を使う事で料理に風味がつき、余計な塩分が入った調味料を使わずに美味しく食べられます。

生姜やミョウガなどの香味野菜と一緒に食べる事で減塩ができますので、ぜひ活用してみてください。

(by old-staff)

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